空き家900万戸時代へ

全国空き家相談士協会より会報が届きました。

 

空き家の数も当然、目を背けられませんが、気になったのはペット飼育の上昇率!?

近い未来、飼い主のいなくなった空き家に取り残されるペットなんて時代が来たら、恐ろしいですね。

 


(以下抜粋)

総務省より「令和5年住宅・土地総合調査」の確定値が発表となり、とうとう全国の空
き家の数が 900 万戸に到達しました。なぜこんなことになってしまったのでしょうか?
大人になったら公務員か大企業に入って、結婚して家を持ち、子供ができて終身雇用の
年金暮らし。こんなモデルケースが幻となり、現在の若者の中には年金不安のために老後
に備えて家を買うと考える者がいるそうです。家がライフスタイルの表現の場ではなく、
定年後の生活の担保になっているのです。
2022 年の全国の世帯数の割合は「単独世帯」が 32.9%と最も多く、次いで「夫婦と未
婚の子のみの世帯」が 25.8%となっています。一人暮らしの高齢者が増え、婚姻率が低下
して子供の数が減少しています。当然未婚者も独身一人暮らしも増えています。
そんな単身者の中には、癒しを求めペットを飼育する人も現れ、近年ペットの飼育数が
上昇しています。2023 年の「一般社団法人ペットフード協会」の調査によると、犬、猫の
飼育数15 歳以下の子どもの数を超えていることが分かりました。現代の住宅に必要なの
は、子供部屋ではなくペットの為の部屋であると言えなくもありません。

 


 

空き家についてお困りのことがあれば、空き家相談士のいるKFPへご相談ください。